古九谷青磁陽刻柘榴団龍吉祥紋八角面取大鉢
古九谷青磁陽刻柘榴団龍吉祥紋八角面取大鉢

古九谷青磁陽刻柘榴団龍吉祥紋八角面取大鉢

古九谷青磁八角面取大鉢 K-24-0509
江戸前期、寛文期、1650~1660年代前後
D26.6㎝対角線(24.4)共に最大 H7.0㎝(7.3)共に最大
釉下ジカン多少•小アタリ有

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江戸前期の古九谷青磁です。
日本人が憧れた世界初の中国青磁、
その青磁をお手本に作られた日本初の古九谷青磁、
当時の富裕層に大人気だったみたいです。
青磁色は、中国天龍寺青磁の色に近い感じです。
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八角面取の九寸、26.5㎝(対角線)の大鉢、
陽刻文様はくっきり、はっきり、綺麗な仕上がりです。
見込に大きな柘榴、
周囲八窓に二種吉祥紋と団龍、
裏側面のふんわりした八角面取、
深い青磁色と赤発色高台のコントラスト、
典型的な古九谷青磁です。
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大きなキズはありません。
小さな灰振やクッツキ、八角角の小釉アタリ、短い釉下ジカンが所々にありますが、
焼成の状態は良く、指で弾くと完品の良い音が響きます。
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どんな風に大鉢を使っていた?
大鍋のお料理をまずは大鉢に入れて、
古九谷端皿に美しく盛り付け、お膳にのせお客様にお出しした?
今だったらどう使う?
豪華にお料理を盛り付けて…食卓にど〜ん!ですね!
イイ‼︎ と思います。
春夏は出番が多そう!です。
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青磁の色は、最初の画像が一番近いかな?と思います。
(青磁色が上手く撮影できませんでした、いつもスイマセン)
(極薄いジカン撮影の為、変な色になった画像有🙇‍♀️)
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青磁色の説明、また釉下ジカンの説明は難しいです。
ご質問等御座いましたらご連絡下さい。
拡大画像をお送りします。
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Condition
八角外角から側面に巾1×2㎜の釉アタリ有
(表からは1㎜未満の極小凹程度、微かな凹、画像参照)
八角外角に極小釉アタリ2箇所有、微か、ムシクイレベル
短い釉下ジカン多少、画像参照
(表8箇所程:10〜40㎜、裏12箇所程:10〜30㎜程)
(他に極小多少)
(キズではなく釉のみ、爪にかからず表面は滑らか)
(表裏に通らずダメージ無、古九谷の許容範囲)

傷ではありませんがご確認戴きたい詳細:

見込に窯中の灰クッツキ3箇所有、画像参照
極小灰振•クッツキは見込に集中気味
口縁厚に釉下口縁ジカン多数
(ほぼ全体、表面は滑らか、ダメージ無)
(極小灰振•ムシクイ•クッツキ•凹凸多少)
極小灰振•クッツキ•釉切•凹凸•濃淡•釉下シワ•釉スレ•黄染多少

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