古九谷雁番い葦算木文七寸皿 K-24-0619
江戸前期、寛文期、1640-1650年代前後
D19.6㎝ H3.5㎝(3.7) BD9.1㎝ W500g
小ホツ有 ¥270,000-
詳細はお問い合わせ下さい。
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初期伊万里みた〜い🫢
ざくざく、粗ーい古九谷も面白い‼️です😄
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初期伊万里誕生から数十年、
30年程後に古九谷は誕生しました。
日本初、伊万里の色絵磁器の誕生です。
初期伊万里の様な厚みのある古九谷、
色彩は初期柿右衛門の様な感じも…
古九谷は色々あって面白い、です。
(染付•染錦•青磁•白磁•鉄釉•瑠璃等色々あります)
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空から急降下の雁は番いの雁を追っ払うつもり⁈
初期伊万里、後の柿右衛門•伊万里にも登場する文様ですが…
あれあれあれ….🤔
縄張り争い⁈ パートナ-を奪う⁈ みたいな緊迫感、無い‼️
みんな、のんびり系の表情⁈
“やあ!元気だった⁈”
しばらく会ってない友人、そんな風に見えるのです‼️
のんびり、ざくざく、ゆったり古九谷もイイ!
と思います。
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葦の茂った水際に番いの雁と急降下の雁、
算木文•桃図の八窓絵と地紋の縁帯文様
裏は三方葉散らしに大明の裏銘
黒で縁取り、朱•緑•青を加彩、
たっぷり掛かった釉薬、初期伊万里の様な、
釉溜まりや、指跡も、ふんわり優しくいい感じです。
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1640年前後、
政変で国を追われた中国磁器職人たちの来日、
彼らの技術提供は、伊万里の驚異的な技術進歩をもたらしました。
薄作りの完成度の高い銘品が次々と…
同時代に、
初期伊万里の流れが残る、厚みのある、ざっくり、ふんわり、
粗ーい古九谷も..
古九谷比較、興味深ーい、です😄
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初期伊万里、古九谷のおさらい、を少し…
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江戸時代初め、日本で初めて作られた磁器の名前は伊万里‼️
(江戸時代に作られた伊万里全てを伊万里•古伊万里と呼ぶ)
(明治以降は有田焼と呼ぶことが多いかな⁈)
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伊万里は時代で名前が変わる⁈
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最初の伊万里を初期伊万里と呼びます。
(江戸時代始め、1610年以降、30年程の間に作られた伊万里)
次の時代の伊万里を、”古九谷”と呼びます。
(初期伊万里誕生から30年程後の伊万里)
(1640年以降、30年程の間に作られた伊万里)
(染付•染錦•青磁•白磁•鉄釉•瑠璃等色々あります)
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古九谷はいつ終わった⁈
(江戸中期初め、1670年代前後、延宝期前後)
(柿右衛門様式が始まり作られなくなりました)
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Condition
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口縁厚から内に巾5×3㎜•巾8×3㎜の押さえ有
(裏側面は微かに見える程度、画像参照)
口縁厚から内に巾6×7㎜の薄いハマグリ有
(裏側面は巾4×1㎜、小さく目立たず)
(ハマグリ脇に小さな荒れ削げ多少、画像参照)
裏側面に10㎜の極薄い釉下ジカン有
口縁に3㎜前後の釉のみの縁ジカン2ヶ所程有
(キズではなく釉のみのでダメージ無、画像参照)
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キズではありませんがご確認下さい
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小さな色削げ•色スレ•濃淡ムラ•色煮え多少
(一羽の青嘴の色削げ、黒縁取の色スレ、画像参照)
(緑の縁帯文様の色煮え、窯中高温で焦げた状態)
(気にならない色スレは三色共に多少)
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色の状態の説明は難しいです。
お気になる所はお問い合わせ下さい。
拡大画像をお送りします。
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見込に微かな凹凸多少、目立たず座りに支障無
極小灰振•釉切•シワ•凹凸•釉スレ•黄染多少
畳付がつく状態で左側に紙一枚の隙有
(強く押し微揺れ、安定している、気にならない程度)
(極薄いランチョンマット使用で解消する程度、画像参照)
古九谷雁番い葦算木桃文七寸皿
¥270,000