伊万里印判と手描、国内向けと海外向けのデザイン2枚組
伊万里印判と手描、国内向けと海外向けのデザイン2枚組

伊万里印判と手描、国内向けと海外向けのデザイン2枚組

使いたい器シリーズ③ 四寸五寸の2枚組 SALE-24-0615 SOLD
:
①伊万里江戸印判雲文?紅縁六寸皿
江戸中期、元禄享保期、1700-1730年代前後
D17.4㎝(17.8) H3.1㎝(2.9) BD11.5㎝ 完品
:
②伊万里花鳥文五寸皿
江戸中期、元禄享保期、1700-1730年代前後
D14.2㎝ H2.5㎝(2.6) BD9.0㎝ 完品

:
元禄享保期の五寸皿と六寸皿の2枚組、
当時、印判は、
国内向けデザイン、ユニークな連続文様が人気、
手描きの花鳥文は、
海外向けデザイン、所狭しと描かれた文様が人気、
どちらがお好き?
:
海外向けのデザインは、日本でも人気があった様です。
国内で小皿として20客単位でも出荷もされていました。
(色絵の同文様、よく使われました)
:
印判は、大量に同じ物を作るのにイイ!
と考えられて生み出した技法、だったのですが….
手描より手間がかかり、数十年で使われなくなった技法です。
(芋版風に、曲面にも版が可能なニカワの様な物を使った様)
:
“ごちそうさま”の後、見比べて….
同じ時代に色々作っていたんんだなぁ!
こんな時間もあってもイイ!ですね!
:
江戸中期、元禄享保期の五寸皿と六寸皿?
江戸後期以降のお皿と何が違う?
解る事より、更に難しい違いの説明!
“骨董あるある” ですね😢
:
なんとなく…🤔
綺麗な磁体からふんわり浮き上がる染付文様、
今の器の硬さ、みたいなものがなくて…
ふんわり優しく感じます。
優しくて柔らかそうなのに、磁器なので丈夫、です。
この感じ使って感じて下さい。
:
現代の食生活、出番が多そうなこの器、300年程前の器です。
大切に使って次の世代の人にも使って欲しい、です。
:
Condition:
(キズではありませんがご確認下さい)
:

少し見込が下がり気味、底部が微かに出ている感じです。
(畳付がつく状態で手前に微かな隙、それなりに安定)
(回らず、手前後を強く押し微揺れ、気にならない程度)
(薄ランチョンマット使用で解消する程度、画像参照)
:
高台に5㎜の制作時のシワ有、画像参照
(シワから高台内側にハマグリ状の黄染多少、ダメージ無)
微妙に真円ではない感じ、目立たず許容範囲内
裏側面のみ薄煙多少、気にならない程度、画像参照
紅縁下文様に滲気味部•呉須濃淡•描き損じ多少
極小灰振•釉下シワ•釉切•凹凸•紅ムラ凹凸多少
:

:
口縁に5㎜と7㎜の制作時の釉下シワ有
(成形時のシワ、ダメージ無、画像参照)
口縁に制作時の凹多少
極小灰振•釉切•濃淡滲散•凹凸•釉スレ多少
:
共に上がり発色は綺麗です。
呉須発色は各正面画像が近いかな、と思います。

PAGE TOP