金銀彩古九谷誉銘五寸皿 K-24-0503 SOLD
江戸前期、寛文期、1650-1660年代前後
D14.5㎝(14.7) H2.1㎝(1.7) BD9.0㎝ 完品
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ギョギョっとする構図、
古九谷は色々、なんだけど、かなり異例の古九谷では?
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赤をこんなに激しく、金彩を荒く吹き付けるみたいに..
強い浜風を、小さなキャンパスに、
ぎゅぎゅっと描きたかった?
大胆不敵な構図とでも言いましょうか…
誉銘の古九谷⁈
どおりで…スペシャル感覚、納得できそう、です🧐
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動きのある海辺の風景?
家屋も木々も揺れてるみたい、内海も波が次々と..
鳥たちは上手く風にのっている?
日の光も揺さぶられて雲に乱反射、きらきらきらきら..
この一瞬を切りとりたい、と思った?
深い瑠璃鍔縁を仕上げ、繊細な折れ松葉を散らし額縁風、
そして、完成‼️
えっ! 裏文様を定番上手に仕上げたい?
染付の高台二重圏線に細い凛線、
線上に銀彩の松ぼっくりと赤の折れ松葉、
染付の誉銘、美しい文字、
表裏共に、最高の古九谷、になりました。
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古九谷のハレーション、て何?
(よく頂くご質問にお答えしました)
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文様の外縁に浮かぶ白い線の様な物、吸い込みとも言います。
光に反射した最後10番目の画像をよく見ると…
見えました?
:
ハレーションの本来の意味は、
古い陶器に光に当てると、光に反射して見える虹の様な光、
虹彩の事を言います。
古九谷の場合は、吸い込みを指す事が多いです。
(吸い込みのない物もあります)
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Condition
*キズではありませんがご確認下さい
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家屋下赤に使用による色削げ数カ所有、画像参照
極小色濃淡斑漏•色スレ多少
(特に赤の縁圏線、銀彩の酸化多少)
:
畳付がつく状態で左右に1㎜弱の隙有
(左右を強く押し微揺れ、それなりに安定)
(薄ランチョンマット使用で解消する程度、画像参照)
(8時方向が少し高め、成形時の不具合、目立たず許容範囲)
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色スレの説明は難しいです。スイマセン!
気になる所は?
拡大画像でご案内しますのでご連絡ください。
宜しくお願いします。