古伊万里 SA 24-0229 SOLD
江戸後期、1800-1850年代前後
D9.5㎝(9.4) H6.1㎝ W120g 完品
春夏にぴったり!
200ccたっぷり入る蕎麦猪口、大振! 薄作りで軽く使いやすそう!
ビール・ソーダー割、冷茶・カフェオーレにも、小鉢に使ってもイイ!と思います。
江戸後期の大振向付猪口、この時代の上手だったんですね!
薄作りで軽く、こんなに細かな文様を表裏全面に、
高台まで描いてる…ふっくら豊かな形、佇まいも上品です。
200ccが口縁1㎝手前迄でゆったりの大振(なみなみ溢れそうで220cc)
重量120g、口径9.5㎝、高さ6.1㎝、かなりの量、入るはずです。
上がり発色は綺麗です。
線の濃淡はわざと? お洒落に感じて..
内外の微妙な濃淡もわざと? クールに感じて..
色んな事に気付いて想像してしまう、そんな向付猪口です。
蕎麦猪口の基礎知識をちょっと..
現代の蕎麦猪口形が蕎麦猪口と呼ばれ、一般的になったのは江戸後期以降です。
大阪の蕎麦が江戸に入り、喉コシの良い美味しい蕎麦になって、
蕎麦つゆを入れる器として生産されて…蕎麦が庶民に普及してからでした。
(江戸中期の蕎麦猪口は、向付として生まれました)
(お膳文化は、多種多様な器を生み出しました)
傷ではありませんがご確認下さい
呉須濃淡斑滲気味多少、口縁側面部多少
極小灰振・釉切・凹凸・ムシクイ多少