古九谷白磁端皿 S-24-0418 SOLD
江戸前期、寛文期、1650~1660年代前後
D15.5×11.8㎝(最大) H2.0㎝(2.2) BD9.0x7.0㎝
紅ホツ有、詳細はお問い合わせ下さい
この形、この陽刻文様、色絵古九谷にもあります!
陽刻同文同形は人気があった様です。
白磁の平向付として20客単位出荷もあり、
同形同文の色絵古九谷、20客単位出荷もありました。
白磁陽刻文を一部残し加彩、または、陽刻文全部に加彩した物
もあります。
(配色違い等有、いろんなバージョン有)
今回ご紹介の白磁は、
Shibata_Collection Part3-No122、同手掲載されています。
(総目録は、No.0430、色絵古九谷はNo.0507、No.0508)
当時古九谷は、一部の富裕層、お茶を嗜む人たちの注文品、
お茶席で使う器、嗜好を凝らした変形皿、端皿が多いはず、
ですね!
くっきり鮮明な陽刻菊花文様、
三菊花を三方から一部重ねる様なデザイン、
薄作り、紅縁とのコントラストが良い感じです。
裏も白磁、薄作りでカリン!と仕上がって…
綺麗な白磁です。
日本初の磁器、伊万里は当時の日本人にとって、
待望の器でした。
古九谷は大人気、沢山の古九谷が作られました。
驚異の技術進歩は、需要に支えられていたんですね!
少し大きめの紅ホツや小ホツがあります。
金継をすると、かなり目立たなくなります。
(紅縁に馴染みます)
金継は大切な器を使う為のお直しです。
是非金継ぎをして使って下さい。
Condition
:
表紅縁に巾9×3㎜の削げ、画像参照
(裏は巾3㎜と1㎜の釉アタリを含む薄い凹程度)
表紅縁に薄めの紅ホツ3カ所有、2㎜、2㎜、3㎜
(裏は共に微かなアタリ凹程度、目立たず、画像参照)
側面紅縁外角に釉アタリ2カ所有、巾2×2㎜弱、巾2×2㎜強
(表に出ていない、画像参照)
:
*キズではありませんがご確認ください
:
紅縁に極小ムシクイ・凹凸・紅濃淡斑多少
(紅漏・紅斑がホツの様に見えますが違います)
極小灰振・釉切・釉下シワ・凹凸・釉斑釉溜多少