藍九谷全面文様鹿紅葉白抜七寸皿
藍九谷全面文様鹿紅葉白抜七寸皿

藍九谷全面文様鹿紅葉白抜七寸皿

¥110,000

江戸前期、寛文期、1660-1670年代前後
D19.7㎝ H3.0㎝ 完品
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はっ!!とする構図
藍九谷の自由で大胆な面白さ感じます
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大小紅葉の全面文様、薄ダミ濃淡仕上げ
紅葉の山を駆け回る鹿の躍動感、白抜技法で鮮明に
何度出合ってもはっ!!とします
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典型的な寛文期の藍九谷六寸半皿です。
藍九谷の自由なデザイン、面白いです。
この奇抜なデザインは、後の盛期鍋島に受け継がれて
いる様な気がします。
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裏文様の可愛い蔓草、珍しい裏銘もいい感じです。
彩度を少し抑えた落ち着いた発色、
ふんわり、しっとりの藍九谷七寸皿です。
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Condition
*傷ではありませんがご確認戴きたい詳細
:
見込に凹凸多少、目立たず座りに支障無
口縁に極小ムシクイ・凹凸・釉切多少
極小灰振・釉切・凹凸・釉スレ・濃淡・シワ・描き損じ多少
:
初期伊万里誕生からほんの30年程後、同じ地で、
日本初の色絵磁器、古九谷は誕生しました。
薄作りの色絵磁器だけではなく、
染付•鉄釉•青磁•白磁•瑠璃等、様々な器の生産が始まりました。
厚手で高台の小さな初期伊万里から、様々な薄作りの美しい磁器の生産、
驚異的な進歩を遂げた理由の一つは⁈
:
政変により国を追われた中国磁器職人たちの来日でした。
官民合同の窯業産業確立に、彼らは惜しみなく技術を伝授しました。
1640年代、伊万里の急激な進歩は、
中国技術と日本人の高い学習能力の成果だった様です。

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