盛期鍋島 N-23-0220 価格はお問い合わせ下さい
江戸中期、享保期、1710-1720年代前後
D15.2㎝(15.1) H4.2㎝(4.1) BD8.0㎝
小ホツ2ヶ所(白いカバーで補修)
詳細はお問い合わせ下さい。
:
色鍋島製作禁止令⁈ 幕府からの絶対命令⁈
これが享保の改革、贅沢禁止令⁈
色絵の盛期鍋島、製作終了間近、享保期の五寸皿です。
(盛期鍋島は延宝〜享保期、色鍋島、藍鍋島共に終了)
(後期鍋島は1750年前後から幕末迄、染付のみの製産、幕末期には色鍋島も製産)
:
薔薇の花を、可憐に優雅に…
盛期色絵鍋島の最高の技術を、
見せて伝える最後の一枚、だったかも?
:
三色で豪華に美しく彩られた鍋島
鍋島は、染付をベースに最大三色のみで描かれています。
(一色•ニ色•金彩、青磁•錆釉等も有)
:
鍋島の素晴らしさを、画像で感じる事ができれば、鍋島も身近になるのでは⁈と思います。
たくさんの画像比較でわかる事もきっとあります。たくさん見て下さい。
:
薔薇(バラ)文五寸皿、染付をベースに黄•緑•朱を加彩、
繊細な筆致で丁寧に仕上げています。
裏は定番の四つ玉の七宝文を三方に、高台櫛歯文、
盛期鍋島の魅力、感じて戴ければ嬉しいです。
:
ご紹介の薔薇文五寸皿、
盛期鍋島図録で見かける同文様•五寸皿がありますが、
器形が少し違い鍔縁形になっています。
(元禄期、1680-1700年代)
盛期鍋島は、享保期に入ると少し緊張感が減少⁈ という感じがします。
盛期鍋島の魅力はそのまま残して…完璧な緊張感が少し減少して…
かえって身近に感じると言われる方も..
人それぞれ、ですね😄
:
小さなホツが2箇所あります。
共直しを取り除いてご案内しました。
(小ホツの大きさや状態が確認できなかった為)
小ホツも身近に感じる⁈ かも⁈ です。😂
:
Condition
:
口縁厚から内に巾10×3㎜強のホツ、
(側面は微かな凹、巾5×1㎜)
口縁厚から内に巾4×3㎜のホツ、
(側面には出ず、画像参照)
:
キズではありませんがご確認下さい
:
畳付がつく状態で手前に紙一枚の隙有
(手前を強く押し微揺れ、それなりに安定、気にならない程度、薄ランチョンマット使用で解消)
窯中、温度が低めの場所で焼成かな⁈と思います。
(釉薬が微かに厚め気味、画像参照)
極小灰振•濃淡•呉須散•釉スレ多少
詳細はお問い合わせ下さい。
:
古陶磁研究家の鍋島研究により、
今まで享保期の鍋島、と言われていた物が、そうではない可能性もある、との事。
例えば..
元禄期に作られていて、仕上がりが微妙に…という鍋島もあった、という説、
(出来上がりの優劣•出荷基準の問題)
今後の研究発表に注目です。
詳しくは今後の研究発表を参照して下さい。