五彩手古九谷牡丹蝶文相生形端皿 SOLD
江戸前期、寛文期、1650-1670年代前後
D15.2×12.2㎝ H2.2㎝ BD10.2×7.6㎝ W165g 完品
詳細はお問い合わせ下さい。
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牡丹の花、気ままに激しく踊ってる⁈
蝶はびっくり、固まった⁈
猛烈な印象の古九谷、
五彩手古九谷、色々あります‼︎
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五彩手古九谷といえば…後の柿右衛門みたいに…
薄作りで繊細な文様を完璧に描いた印象が…
でも、
これも五彩手、強烈な“色“ と”動“
そういえば…
古九谷の独特な色彩はパッション、
五彩手にも色々あっても不思議じゃない、ですね😄
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牡丹は陽刻、黒縁取りに赤•青•緑•黄を加彩、
大きな蝶、黒縁取りに紫•黄•緑•青を加彩、
相生形(アイオイガタ)、鍔縁の紅縁仕上げ、
裏は染付、三方に折れ松葉、高台二重圏線、角福裏銘、
五彩手古九谷端皿です。
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陽刻効果ってスゴイ‼︎ と思います。
牡丹がグッと飛び出す感じ、陽刻効果、です。
ただ、陽刻の釉薬上に加彩しているので、
使用時に色スレが多くなる傾向があります。
350年もの間ですもの、仕方ない‼︎
の方にお勧め、です😄
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古九谷の端皿、変形皿が多いのは何故?
江戸前期、古九谷の購入層は、
当時の、限られた富裕層、お茶を嗜む階級層でした。
お茶席の平向付、嗜好を凝らした端皿が多い理由です。
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#石川県九谷焼美術館、#Kutaniyaki Art Museum
“開館20周年記念 古九谷の多様性とハレ” 図録
No56 同手掲載
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Condition
キズではありませんがご確認ください
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小さな色削げ2箇所、共に3×4㎜、花の両脇
(左のみ釉薬も共に削げた状態、画像参照)
極小色スレ•色無•濃淡多少
(特に赤•黒縁取•緑の一部、画像参照)
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裏のみ、全体に極薄い煙の変色•黒シミ有、画像参照
極小灰振•釉切•シワ•凹凸•紅濃淡•ムシクイ多少