初期柿右衛門(初期赤絵)5枚組 KK-24-0428 SOLD
江戸前期、寛文期、1650-1660年代前後
D約14.7㎝ H約3.4㎝(3.2) 5枚揃い SOLD
(完品4枚、極小アタリ1枚の5枚組)
(他に甘手3枚有、単品販売、SALEにて販売 ⬅️詳細はクリック)
古九谷⁈ 柿右衛門⁈ どっち⁈
初期赤絵、また初期柿右衛門と呼ばれています。
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延宝期の柿右衛門様式確立前、
様々な様式が混ざり合う時代、
古九谷の時代、
1650〜1670年代前後の初期の柿右衛門深皿です。
当時、
ヨーロッパ諸国で人気のあった芙蓉手デザイン、
多く生産され、海を渡りました。
芙蓉手文様⁈
元々は当時人気の中国磁器定番の文様、
見込文様と、縁周り窓風に区切り文様を描く、
日本では、
大輪の芙蓉の花みたい、から芙蓉手文と呼ばれました。
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八角形の見込に鳥と草花、
縁周り芙蓉手窓に、花•吉祥文を交互に、
文様は黒縁で描き、緑・群青を加彩、
側面はシンプルに五窓に丸点、高台圏線、
ざっくり描写、
粗い柿右衛門、確立前の柿右衛門、という印象です。
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初期柿右衛門には色々なバージョンがあります。
過去に多種、ホームページでもご紹介しています。
是非ご覧下さい。
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Condition
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NO①②③④は完品
NO⑤ 画像参照
口縁厚み表部に1㎜の釉アタリ有、ムシクイレベル
口縁厚み側面部に2×2㎜の極薄アタリ有
高台畳付けから内に巾10㎜の削げ有、座りに支障無
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*キズではありませんがご確認戴きたい詳細
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5枚全て
色の状態は良好ではありませんが、違和感はあまり感じません。
色彩の詳細説明が難しいです。すいません。
お気になる箇所がございましたらお問い合わせ下さい。
拡大画像をお送りします。
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使用による色スレ•色削げ•制作時の濃淡斑•色無部有、画像参照
(黒縁取りは、かなり薄くなっている)
(制作時の色斑は青が多め、使用による色削げは緑が多め)
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極小灰振•ムシクイ•釉切•釉スレ•凹凸•釉下シワ多少
窯中のクッツキ•色漏多少
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座りは良好 ①③④⑤
NO② 左右畳付けがつく状態で手前に1㎜弱の隙
(手前を強く押し微揺れ、薄ランチョンマット使用で解消)
(無しでもそれなりに安定、許容範囲内)