初期柿右衛門初期赤絵流水桜四寸皿重ね焼き
初期柿右衛門初期赤絵流水桜四寸皿重ね焼き

初期柿右衛門初期赤絵流水桜四寸皿重ね焼き

初期柿右衛門•初期赤絵
江戸前期、寛文期、1660-1670年代前後
D11.7㎝ H2.7㎝ W120g ほぼ完品 SOLD
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江戸前期、古九谷時代の初期柿右衛門です。
洗練された柿右衛門の前身?
柿右衛門も色々、あります。
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白い磁体に黒縁取りで流水桜、
朱・緑・青を加彩、
見込周りは帯文様の流水桜、
縁周りは激しい波飛沫の流水桜、
重ね焼きの跡が解らない様、
上手に可愛く仕上がっています。
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裏側面は無文、高台二重圏線、
少し高めの高台がいい感じです。
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重ね焼きとは?
多くの器を窯に入れる為の工夫
見込周りに砂?を付け、皿を重ね窯に入れる。
(重ねた皿がくっつかない為の工夫)
(窯に沢山の器を入れる為の工夫)
窯から出した後、文様を描き再度窯に入れる。
(重ね焼きの跡にも丁寧に文様を描く)
(登窯の経費、工夫しなければ、ですね!)
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初期赤絵は多種多様で興味深い柿右衛門です。
Instagramで過去に多種投稿しています。
ご興味がございましたら過去の投稿を是非ご覧下さい。
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Condition
ほぼ完品について
   口縁厚みに針穴レベルのムシクイ2箇所有
   (かろうじて爪にかかる程度)
   高台畳付巾17㎜程に製作時の薄い削げ凹有
   (座りに支障無、製作時、重ね焼きの処理による凹)
   (横から見ると1㎜弱の隙有の状態)
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キズではありませんがご確認下さい
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色スレ•色削げ•濃淡ムラ•色無部多少、画像参照
(特に黒縁取りは半分程が薄く、又は無部多少)
(特に青は濃淡ムラ•色忘れ部の色ムラ多少)
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裏側面に極微かな煙変色多少、目立たず許容範囲
口縁に極小ムシクイ•釉切•凹凸多少
極小灰振•釉切•凹凸•釉下シワ•釉スレ多少

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