藍九谷鶉文七寸皿 SOLD
江戸前期、寛文期、1650~1670年代前後
D20.2㎝ H2.9㎝(2.7) 口縁から45㎜の薄いニュー有
(高台圏線迄、目立たないが少し爪にかかる)
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なんで三羽⁈ やっぱり親子?
ずーと気になっていて….今に至る、でした。
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初めて見た時、
あまりにも奇抜な文様に驚きました。
価格も、キャキャッ でしたが….
ところで….
今、手にしてどう?
店の棚に飾って…..
ぐーんと迫る存在感、
何度見てもやっぱりいいなぁ!と思います。
藍九谷の自由で大胆な魅力、
後の伊万里にも受け継がれています。
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長めのニューがあったり、クッツキや釉切もありますが…
藍九谷の絶対的な魅力、そのままです。
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大きく描かれたうずら三羽、
父、母、一人息子
羽毛の一つ一つ、薄濃濃淡技術、最高
それぞれの表情もくっきり、面白いです。
さあ!ついて来なさい、の父?
まあ!いい天気、の母?
なんだこれっ!観察好きの一人息子?
350年前に描かれた文様、長い年月のパワ-が加わってる?
存在感、究極に達してます。
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裏は折れ草文様、高台圏線と裏銘、
綺麗な土と釉、すっきり仕上がっています。
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Condition
※キズではありませんがご確認戴きたい詳細※
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見込に微かな凹凸多少、座りに支障無
釉クッツキ3ヶ所、巾5×6㎜、2㎜、巾4×6㎜
(窯中灰振によるクッツキ凹、画像参照)
小さな釉切•灰振•釉スレ•釉下シワ•濃淡滲•ムシクイ•凹凸多少
(特に濃い羽部、口縁圏線裏文様の一部、画像参照)