後期鍋島青磁長皿(中期鍋島青磁) N-24-0514 SOLD
江戸中期、1750年代前後
D 20.7×8.7㎝ H 2.5㎝(2.7)
詳細はお問い合わせ下さい
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横に長い長皿⁈ ペン皿⁈
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盛期鍋島のすぐ後、後期鍋島青磁の長皿、
淡く上品な青磁釉、厚めの青磁釉がキラキラ、
鍋島青磁はやっぱり綺麗です。
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縦巾が小さく横巾が通常の長皿より長い⁈
ペン皿風の長皿です。
綺麗な青磁釉をたっぷり使って、
尖った角や直線を優しくふんわり包みました、
という印象です。
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長皿は意外に使いやすい器です。
美味しい物を少しずつ、三種を豪華に盛り付ける⁈
五種の薬味や調味料をさりげなく並べる⁈
他にも色々ありそう、です。
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実際の青磁色は一番目の画像が一番近いです。
ふんわりした青緑系の青磁です。
1750年代前後の後期鍋島青磁長皿です。
(盛期鍋島は延宝から享保期、1670年代から1730年代前後)
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鍋島について再確認⁈
鍋島は、
1650年前後に始まり徳川家に幕末期まで献上されました。
鍋島の変遷を大きく分けると…..
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形式がまだ確立されないまま作られた古鍋島
(1650-1670年代前後、最近の研究でもう少し遡る説有)
形式が確立され最高の技術で作られた盛期鍋島
(1670-1730年代前後)
享保の改革、倹約令で色鍋島が作れず染付や青磁に限定された後期鍋島
(1750年前後-1850年前後)
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最近は後期鍋島の研究が進み前半と後半で分類されている
*1750年前後-1800年前後の後期鍋島を中期鍋島
*1800年以降から幕末期迄の後期鍋島を“後期鍋島”と分類する事もある
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Condition
キズではありませんがご確認下さい
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側面口縁角に極薄煙多少、側面で目立たず、画像参照
(長短各一辺の2箇所、共に巾30㎜弱の細め、許容範囲)
釉下シワ2箇所有、成形時のシワ、ダメージ無
(口縁一角の10㎜弱、高台畳付表裏5㎜弱、画像参照)
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畳付がつく状態で後角に1㎜弱の隙、それなりに安定
(押すと揺れ、厚ランチョンマット使用で解消、画像参照)
極小灰振•釉切•凹凸•濃淡ムラ•凹凸•釉スレ多少