藍柿右衛門
江戸中期、延宝期、1670年代前後
D19.1㎝(19.0) H3.0㎝(2.9)小紅ホツ有 SOLD
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延宝期の藍柿はありますか?
時々、お問合せのお電話・メールを戴く事が..
延宝期の藍柿、て何?
延宝期は、柿右衛門様式が確立された時代、
と言われています。
蒐集家にとって一枚は欲しい藍柿なんです。
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延宝期の藍柿といっても色々あります。
古九谷様式から柿右衛門様式の過渡期の物の中で、
典型的な延宝様式(?)の藍柿、
薄作りの上手は独特です。
あまり多くはありませんが、結構あります。
今回は、典型的な延宝期藍柿のご紹介です。
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縁周りに唐草アレンジ文様を、
繊細な文様を薄ダミ濃淡で丁寧に完璧に、
薄作りで軽く、六寸皿なのに重さ235gと軽量、
裏は二重線描き唐草をシンプルに、
高台二重圏線、
高台畳付から見える綺麗な土が赤く発色しています。
(土の成分の鉄分の発色)
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紅縁側面に小ホツがあります。
金継をご自分でされる方に是非勧めしたいです。
金継をして是非毎日使って下さい。
七寸皿(19㎝)使い勝手の良いサイズです。
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Condition
紅縁厚外角から側面に巾2×2㎜強ホツ有
(表からは紅縁1㎜弱の凹程度、目立たず)
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*傷ではありませんがご確認下さい
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畳付がつく状態で手前のみ1㎜弱の隙有
(手前を押し微揺れ、それなりに安定、画像参照)
(薄ランチョンマット使用で解消する程度)
(微妙に真円ではないが気にならない程度)
(制作時の側面成形の不具合)
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紅縁に極小ムシクイ•凹凸•紅濃淡斑多少
極小灰振•クッツキ•釉下シワ•釉切•凹凸•濃淡•釉スレ多少
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釉薬が少し完璧に燃焼していない印象、画像参照
(窯中温度の不具合、気にならない程度、延宝期に多い)