染錦柿右衛門
江戸中期、元禄期、1680-1710年代前後
D18.5cm H3.1㎝(3.2) 完品 SOLD
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見込に吉祥文、周りに雲龍と宝珠、
黒・染付で縁取り緑•朱•群青を加彩、
紅輪花縁で実寸より大きく感じます。
上手に多い二重車輪福裏銘、も魅力です。
(柴田コレクションPART5に同手が掲載)
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Condition
*キズではありませんがご確認下さい
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裏のみ、呉須発色は彩度が多少低め
唐草緑の色削多少
(2〜5㎜10箇所程、許容範囲内)
紅縁にムシクイ•凹凸•紅斑多少
黒縁の色スレ、濃淡斑多少
極小灰振•クッツキ•釉切•凹凸•濃淡滲多少
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延宝から享保期前後に生産された伊万里の一部、
希少な高級品に柿右衛門は位置します。
殆どの日本人が磁器の存在さえ知らなかった時代です。
(当時庶民の器は木製漆器、陶器が主流)
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当時の柿右衛門作品は、個人の作品ではありません。
それぞれの分業を完璧にこなす熟練職人達の作品です。
彼らの最高の技術は海の向こう、
ヨーロッパ貴族達を虜にしました。柿右衛門ブームです。
色絵柿右衛門だけではなく、
染錦柿右衛門・藍柿を含む沢山の伊万里が海外に輸出されました。
伊万里を飾り、また使い食卓を飾るブームが始まりました。
ヨーロッパのお城には現在も多く飾られています。