柿右衛門梅鶯文金椀•中鉢•丼
柿右衛門梅鶯文金椀•中鉢•丼

柿右衛門梅鶯文金椀•中鉢•丼

柿右衛門
江戸中期、元禄期、1680-1710年代前後
D14.7㎝ H6.0㎝ 完品 SOLD
:
1680年〜1710年代前後、
江戸中期のかね碗、お歯黒碗です。
小さめの中鉢、抹茶碗、
丼にちょうど良いサイズです。
過去?が気にならなければ、
使い勝手の良い器です。
:
黒縁取で、梅鶯を柴垣と共に、
朱.緑.群青を加彩しています。
ふっくらした鶯、鳴かないの? 初めての婚活?
梅をじっと見つめて困っているみたいです。
側面は無文、透明感のある釉がスキットしています。
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Condition
*キズではありませんがご確認下さい
:
口縁に3㎜の釉下クッツキ有
小さな色スレ•色無部•濃淡多少
(特に黒縁•枝緑)
極小灰振•釉切•凹凸•濃淡•スレ•ムシクイ多少
:
江戸初期に日本初の磁器が生産され伊万里と呼ばれました。
(1610年代)
江戸時代に作られた伊万里全てを古伊万里と呼ぶ事が多いです。
現在の佐賀県有田周辺で作られた日本初の磁器です。
(伊万里港から出荷)
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厚手の初期伊万里誕生から
薄手古九谷様式の誕生迄、僅か30年程です。
また古九谷様式の後、
柿右衛門様式誕生迄、僅か30年程です
素焼を施した柿右衛門様式の技術は、
更に驚異的な進歩を遂げます。
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江戸中期初頭、伊万里は当時の高級品でした。
殆どの日本人が伊万里の存在さえ知らなかった時代です。
(当時器は木製、漆器、陶器が主流、一握りの富裕層のみ使用)
当時の高級品を現在の生活の中で使ってください。

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