古九谷
江戸前期、寛文期、1650-1660年代前後
D14.3㎝ H2.2㎝(2.0) キズ有 SOLD
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懐かしい古九谷、何度見てもドキッ!
この迫力、やっぱり古九谷最高‼︎ と思います
(書籍:古九谷 青手と小皿名品展 瀧川峰晴堂編 同手掲載)
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独特な古九谷、
大きな波に怒りをぶつける一羽の鳥
叫ぶ鳥を囃し立てる松の木
海の向こうの静かな山と太陽
黒で縁取り、緑•黄•群青•紫を加彩
風に煽られた様な描き方、草花裏文様
高台二重圏線に裏銘、全てを群青で描く
強い風を感じる…そんな古九谷五寸皿です
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状態はかなり悪いです。共直しもあります。
鑑賞する為の直しを施した、という印象です。
見た目には共直し部に気付かない、巧みな仕上げです。
(下記のCondition詳細•画像参照)
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Condition
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口縁共直し、長いニュー、表裏甘手ジカン多数、高台ホツ
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表裏に通る爪にかかる深いニュー有
(口縁下1㎝から反対の口縁1㎝手前迄)
(裏は短め、高台付近迄、画像参照)
表裏全面に甘手によるジカンが多数
(ジカンは釉下に収まりダメージ無、中にはニューになりそうな物多少
(甘手特有の黄染•汚れ付着多少)
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口縁に巾70×25㎜程1箇所、巾3㎜程2箇所、共直し有
(ホツ•カケを補修、かなりしっかりした共直し)
(ブラックライトを当て表裏撮影)
(上記サイズは白いカバー部、実際のカケは確認できず)
高台にホツ多数、巾2〜8㎜程、側面1、内側8箇所程
(座りに支障無、画像参照)
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キズではありませんがご確認戴きたい詳細
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色斑•色削げ•色煮え•色スレ多少、画像参照
(特に緑と鳥の黒は、色具が多く窯中で煮えた感じ)
(釉スレの様な印象、あまり目立たず)
極小灰振•釉切•凹凸•ムシクイ•アタリ等多少
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ABOUT KOKUTANI
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Kokutani is not Kutani ware in Ishikawa prefecture, Hokuriku region
Kokutani is Imari ware from Saga prefecture in the Kyushu region.
To be exact,
Kokutani is part of Imari around the 1640s-1670s.
Japan’s first colored porcelain born in the First Edo period.
After excavation surveys in both areas during the Showa period
Kokutani was recognized as Imari ware.
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In the early Edo period, Japan’s first porcelain, Imari, was born.
It is the current porcelain around Arita, Saga Prefecture.
(The name of Imari was given because it was shipped from Imari Port)