初期伊万里七宝繋流水花文端皿(前期藍九谷)
初期伊万里七宝繋流水花文端皿(前期藍九谷)

初期伊万里七宝繋流水花文端皿(前期藍九谷)

初期伊万里、前期藍九谷
江戸前期、1640年〜1660年代前後
D14.7㎝(13.3) H2.7㎝(2.2) ほぼ完品 SOLD
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最近は初期伊万里と呼びますが、
正確には前期藍九谷の変形皿です。
ちょっと珍しい文様、ちょっと面白い器形です。
初期伊万里から古九谷様式への過渡期の初期伊万里とお考え下さい。
少し厚みがある古九谷、釉薬・呉須は初期伊万里の印象です
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正三角形をまーるくふんわりした器形に仕上げています。
七宝繋文を流れる様、流水文が上下左右に流れを導く様、
鍔縁格子地紋に三窓、蔓草花を繊細な筆でしなやかに、
厚めの紅縁、裏側面に地に力強く生える茎葉を、
何をどう考えたらこんな器形、文様になるの?
面白いと思います。
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初期伊万里らしい優しい釉溜、落ち着いた深い呉須の色
初期伊万里はやっぱりいいなぁ、と思います。
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Condition
キズではありませんがご確認戴きたい詳細
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紅縁内側に製作時の凹5㎜
極小紅凹凸・紅アタリ、紅濃淡斑・ムシクイ・凹凸多少
左下多少低めで全高差有
(畳付がつく状態で右下・上部を強く押すと微かな揺れ)
(薄いランチョンマット使用で解消する程度、許容範囲)
小さな釉切凹、極小釉切・釉下シワ・凹凸・濃淡多少
(初期伊万里の許容範囲、画像参照)

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