古伊万里染錦
江戸中期、元禄享保期、1700-1730年代前後
D21.8(21.3) H11.2(10.9) 完品
詳細はお問い合わせ下さい
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内側も豪華、江戸中期染錦、今は人気がない?
輸出伊万里に多い豪華な染錦、
当時国内でも豪商たちに好まれ人気がありました。
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昭和バブルの時代、夥しい数の古伊万里がヨーロッパ
を中心とした海外から日本に戻ってきました。
豪華絢爛な染錦は蒐集家の人気商品でした。
いつの時代もバブル世代は豪華絢爛を好む?
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色絵の器を好んで使われる方に質問しました。
染付の方が、合うお料理が多く使い易いのでは?
年齢と共に食が細くなりお料理が少量に..
色絵の器を使うと目が騙されて…
沢山の豪華なお料理が目の前に美しく….
美味しく全て完食、との事でした。
食を美味しく全て頂く、工夫なのですね
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見込に大きな菊、見込二重圏線、
周りに大きな椿を幹枝可愛い花と共に、
側面に四窓、牡丹と桜を交互に、
地紋は呉須白抜に菊花葉のアレンジ文様、
表裏共に、染付ベース、黒朱金彩で縁取り、
朱緑黄紫金彩を加彩、
高台文様も二種、高台圏線、花の裏銘、
豪華な染錦七寸大鉢です。
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濃い呉須で色彩を際立せる、輸出伊万里の定番です。
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Condition
※キズではありませんがご確認戴きたい詳細
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畳付がつく状態で手前に紙一枚の隙有
(手前を強く押し微かな揺れ、それなりに安定)
(薄いランチョンマット使用で解消、許容範囲、画像参照)
真円ではなく少し楕円気味
(口径差•画像参照、大鉢で目立たず)
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金縁濃淡斑•スレ•アタリ•ムシクイ•凹凸多少、画像参照
(1㎜弱の極薄金縁アタリ1箇所、ムシクイレベル、画像参照)
染付に濃淡斑滲気味多少、許容範囲、画像参照
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小さな色スレ•色削げ•濃淡斑散•色無等多少
(特に内側、黒•朱•金彩の縁取と金彩絵、黄•緑)
(小さめで目立たず許容範囲かな、と思います)
極小灰振•釉切•釉スレ•シワ多少
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色スレ等は説明が難しいです。拡大画像でご確認下さい。
お気になる箇所がございましたらご連絡下さい。
拡大画像をお送りします。
伊万里染錦花尽七寸大鉢
¥80,000