染付 蕎麦猪口 大振 SOLD
江戸中期、1730年代前後
D9.1㎝(9.4) H6.5㎝ W145g 高台に薄い削げ有
詳細はお問い合わせ下さい。
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200ccたっぷり入る蕎麦猪口、大振
ビール•ソーダー割に、お湯割に、カフェオーレ•たっぷり緑茶、
茶碗蒸しに、温かいスープにも…
ちょっと珍しい文様では、と思います
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江戸中期の大振蕎麦猪口、
この時代の蕎麦猪口は….
薄作の上手、中白、釉がしっとり、手に馴染みます。
側面表裏に大きな雪輪文、
松竹梅文を地紋の様に側面全体に、
裏高台中に二重角福銘、
200ccが口縁1㎝手前迄でゆったり入る大振蕎麦猪口、
一年中、便利に使えます。
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上がり発色は綺麗です。
呉須発色は彩度を少し控えた落ち着いた色です。
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現代の蕎麦猪口形が蕎麦猪口と呼ばれ、一般的になったのは江戸後期以降です。
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大阪の蕎麦が江戸に入り、
喉コシの良い美味しい蕎麦になって、
蕎麦つゆを入れる器として生産されて…
蕎麦が庶民に普及してからでした。
(江戸中期の蕎麦猪口は、向付として生まれました)
(お膳文化は、多種多様な器を生み出しました)
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Condition
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高台畳付から内に巾10㎜の極薄い削げ、内に巾2㎜の釉アタリ有
(共に座りに支障無、画像参照)
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*傷ではありませんがご確認戴きたい詳細
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高台畳付に制作時の凹凸多少、座り支障無、画像参照
口縁に極小ムシクイ•灰振•釉切•凹凸多少
極小灰振•釉切•凹凸•呉須濃淡滲散多少
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微妙に真円ではなく楕円気味、大振であまり目立たず
(畳付がつく状態で手前中央のみ紙一枚の隙)
(手前を強く押し微揺れ、薄ランチョンマット使用で解消)